習い事。何かやりたいけど、なんでもいいわけじゃない。
やるなら
好きで興味があるものでないと
なぁ・・・。
子どもの習い事ランキング ベスト10
(2022年度最新版)
第1位 水泳
第2位 学習塾
第3位 通信教育
第4位 英語教室
第5位 音楽教室
第6位 書道教室
第7位 体操教室
第8位 サッカー・フットサル
第9位 そろばん
第10位 ダンス教室
私が子どもだった頃。
・・・かれこれ30年以上前(^^;
にやっていた習い事は、以下の通りでした。
私の1週間の習い事
月曜日 書道教室
火曜日 そろばん
水曜日 水泳
木曜日 ピアノ
金曜日 書道教室
土曜日 そろばん
という、習い事のオンパレード状態でした。
30年以上前と現在との習い事ランキングを比較してみると、
昔も今も習い事といえば、これっ!という感じなんですかね。
私の場合、やりたいという好奇心が人よりあったのか、
とにかく、周りの友達がやっていると聞けば、
「私も行きたい、やりたい!!」
と親に言っていたようです。
それを全部やらせてくれた親には本当に感謝しています。
ただ、例外の習い事もありました。
それは、「ピアノ」です。
保育園や幼稚園に入ると、
必ず先生がピアノを毎日のように
弾いてくれますよね。
それで、興味がわくお子様もいると思います。
もしくは、おうちの方が音楽をやっているとか。
生まれたときから音楽が身近にある環境で育ったとか。
そういう流れでピアノとか好きになっていくのかな?
と思うわけです。
ただ、私の場合は、
私の父親が
「女の子が生まれたら絶対にピアノを習わせる!!」
と、心に決めていたようで、
その強い想いから、私は3歳からピアノを習うことになったのです。
自分から「やってみたい!」という好奇心がある状態で習うのとは
違う角度からの始め方でした。
子どもの頃の私が「ピアノが好きか?嫌いか?」と聞かれたら、
「好き」と答えていたと思います。
でも、ピアノは
ボタン一つで動いてくれる電子レンジとは違い、
扱い方を学ばなければ、
仲良くなることができない存在なのです。
ピアノと仲良くなるためには、毎日の練習が必須です。
しかも、長い年月をかけて。
そういう積み重ねをしていくと、ついにはピアノと親友になれる日がくるのです。
道のりは長い・・・けれど、おじいちゃんになっても、おばあちゃんになっても、
一生続けられるのがピアノです。
「好き」なら、続けられるはず。
『好きこそものの上手なれ』です。
いざ、「ピアノやってみようかな!」となると、何が必要でしょうか?
<必要なもの>
最低、これだけは必要ですね。
<おうちの人の必要なサポート>
ある程度のピアノの年数を重ねて、それなりの年齢にくれば、
ひとりでもピアノ練習できるようになってくると思うのですが、
小さなお子様に、「練習しなさい!」の声かけだけでは、
ピアノと仲良くなることは難しいかと思います。
私が幼かった頃、
「ピアノ練習を毎日しなければ、ピアノと仲良くなれないんだよ」
ということを教えてくれた大人は、周りにいなかったと思います。
幼い頃なので、忘れているだけかもしれませんが・・・。
確かに、「次回までに、ここまで練習しといてね」
と、ピアノの先生は毎回、言っていました。
幼い頃の私は、それでピアノ練習したと思いますか?
答えは「ノー」です。
なぜなら、幼い私にとって、ピアノの時間よりも
友達と遊ぶ時間のほうが大事だったからです。
それは、仲の良い友達と遊ぶのがとても楽しかったから。
仲良くなれないピアノの前に座ることが、つらかったからです。
ピアノ練習をしていないで受ける
ピアノレッスンはもっと
つらかったです。
ピアノを弾こうとしても指が思い通りに動いてくれないので、
かんしゃくを起こして、レッスンのときは、いつも泣いていました。
それを見て、ピアノとの付き合い方を知らない私の親は、
先生が合っていないから、ピアノが上達しないんだと
思って、次々と先生を変えました。
(たしか・・・1年のうちに4から5人くらいは先生が替わったかも)
先生が替わっても、本人が練習する習慣がないので、なかなか上達しません。
でも、何年か続けていくうちに、それなりに弾けるようにはなってきます。
小学校や中学校での音楽会では、必ずといっていいほど、
ピアノ伴奏者として名があがっていました。
実際、何度も舞台上でピアノを弾きました。
大人になってからも、息子の幼稚園の先生とのお別れ会で、
「園児たちからの歌をプレゼントしたいから、伴奏をやってほしい」
と依頼され、ピアノを弾きました。
そうやって、私は長い年月をかけて、
ようやくピアノと仲良くなることができたのです。
やっと上手に弾けるようになったのに、ピアノ演奏を
聴かせてあげたい両親は、
すでに二人とも他界してしまい、
もうピアノを聴かせてあげることは叶いません。
もっと、ちゃんと練習てしおけば上達も早かっただろうに・・・。
後悔先に立たず・・・です。
早く上達したいなら、やはり、ピアノ練習は毎日やったほうがいい。
その方がもっと早くピアノと仲良くなれますから。
そのためにも早い段階からピアノの前に座る習慣をつける必要があります。
♪あの日、あのとき、あの場所で・・・なんか聴いたことあるフレーズ
ですが、まさにこれが習慣づけるポイントではないかと思うのです。
ピアノ練習を習慣づけるポイント
あの日・・・毎日
あのとき・・・同じ時間帯に10秒
あの場所で・・・ピアノの前に座る
毎日、できれば同じ時間帯に10秒でいいからピアノの前に座ってみることをオススメします。
毎日、繰り返し同じ行動をすることで習慣が身についてきます。
とりあえず、10秒!
これなら、無理なくつづけられそうですよね。
親子で楽しいピアノライフを!
ピアノを始める方に、ぜひ紹介したいピアノ教本があります。
私もピアノを始めたときはここからスタートしました。
親子で楽しくピアノを学べたら、最高ですよね!
新版 みんなのオルガン・ピアノの本1 ヤマハミュージックメディア 価格:1,100円 |
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これらの教本でピアノの基礎力が確実に身についてきますよ。
ピアノを楽しくするためには、ピアノと仲良くなるのが一番。
何度も言いますが、「毎日、10秒はピアノの前に座ってみよう!」
それが習慣化できたら、しめたもの。ピアノと仲良くなれるのは時間の問題です。
でもピアノは、冒頭でも記述したとおり、取り扱い方を学ばなければ仲良くなることが難しい。
その壁を取っ払ってくれるのが、ピアノ教室だと思います。
私の場合は、
個人的に家に来てもらうピアノ家庭教師でしたが、
息子のように
音楽教室という環境の中で身を置いて集中してレッスンできる
ピアノ教室もオススメです。
まずは、音楽教室の無料体験レッスンに申し込んでみましょう。
自宅から通える範囲で音楽教室があるか?
片道何分以内なら、通うことが可能か?
お友達で通っている人はいないか?
なども考慮して、探してみるといいかもしれません。
通いが無理という方は、私のようにピアノ家庭教師に来てもらい、
自宅レッスンもありです。
毎日の練習でピアノの基礎がしっかり身についてくると、
柔軟な指が作られて、両手を器用に使う脳の回路も育ちます。
将来、クラシックの名曲を弾くときに大いに役立ちますよ。
想像すると、なんだかわくわくしてきませんか?