まずは、ハ長調とは何か?
そして、ハ長調と呼ばれる理由は何か?
について簡単に確認しておきましょう!
ハ長調とは、
楽曲の音階が「長音階」であり、音階の最初の音(主音)が「ド」であることを表す言葉です。
「ハ」は「ドレミファソラシ」(イタリア語)の「ド」を表す日本語の音の呼び方です。
イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
日本語 | ハ | ニ | ホ | ヘ | ト | イ | ロ |
調号とは、ト音記号やへ音記号の隣に書いてある記号のことで、
「♯」や「♭」のことを指します。
ハ長調にはこの調号がつきません。
「♯」シャープ・・・半音上げる
「♭」フラット・・・半音下げる
上記をすることがないので、
ハ長調の曲は初心者には弾きやすいのです。
そして、この調は明るい感じの曲のイメージがあります。
ハ長調はドイツ語で”C-dur”と言います。
読み方は「ツェー ドゥア」です。
まず、ドイツ語の音名は、「ドレミファソラシ」の音が
それぞれ順に「C D E F G A H」と呼ばれます。
読み方は「ツェー デー エー エフ ゲー アー ハー」です。
そして、長調を”dur”(ドゥア)、
短調を”moll”(モール)と言います。
“C” + “dur” で、C durとなります。
「ツェー ドゥア」
イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
ドイツ語 | C | D | E | F | G | A | H |
ハ長調は英語で”C major”と言います。
読み方は「シー メジャー」です。
英語の場合は、「ドレミファソラシ」を順に
「C D E F G A B」と読みます。
読み方は「シー ディー イー エフ ジー エー ビー」です。
そして、英語では長調を”major”(メジャー)、
短調を”minor”(マイナー)と言います。
“C” + “major” で、C majorとなります。
「シー メジャー」
イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
英語 | C | D | E | F | G | A | B |
まとめ
ハ長調は「ドレミファソラシド」。
明るい感じのイメージ。
よく使われる音名は
イタリア語、日本語、ドイツ語、英語。
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