■ハ長調のスケールは「ドレミファソラシド」
■すべてが白い鍵盤
■ト音記号とヘ音記号のところに調号(#や♭)がついていない
■指番号の通りに弾く
■いくつかのパターンで弾いてみる
ハ長調のスケールはすべてが白い鍵盤なのと、おなじみの「ドレミファソラシド」から成り立っているので、指を独立して弾く練習としては、初心者でも弾きやすいスケールだと言えます。
自分の手の形を確認し、指がスムーズに動いているか、また、すべての指が同じ力で打鍵できているかを注意しながら弾くとよりよい演奏につながります。
毎日、ピアノを弾く前にこのハ長調のスケールを4回、パターンを変えて弾いてみるとよいでしょう。
指をほぐす運動になります。
指を丸くして、鍵盤から離して、ひとつずつの鍵盤が非常に深く底までとどくように弾く。
強弱記号がフォルテ f(強く)の場合は、鋭く突くように弾く。
強弱記号がピアノ P(弱く)の場合は、手首の軽い運動で音を切る。ただし、腕を固くしてはいけません。
指を鍵盤に近づけて、ひとつずつ指がすべっていくように、非常になめらかに弾く。ただし、指をゆすぶらないように注意して。腕は固くしないでまわして弾く。
スラー(なめらかに)がかかっている音は、十分レガートに弾く。ただし、スラーの切れ目で特に手をあげなくてもよい。