始めたいけれど、何からすればよいのかわからない・・・。
そんな人のために、このサイトは生まれました。
まず、ピアノという楽器について知ってほしいです。
それは、「黒い鍵盤」と「白い鍵盤」があることです。
一般的なピアノは全部でこの鍵盤が88あります。
黒い鍵盤が36、白い鍵盤が52です。
この鍵盤をたたくと、箱の中にあるハンマーが弦をたたいて
音が鳴るようになっています。
勢いよくたたけば、強い音が鳴り、勢いがない状態でたたけば弱い音がでます。
こうすることで、音の強弱を作っていきます。
鍵盤をたたくと何かしら音が鳴ることはわかりましたね。
この音をつないでメロディーを奏でていきます。
鍵盤がたたくと音が鳴ることがわかりました。
「ドレミのうた」はご存じでしょうか?
「ドはドーナツの『ド』、レはレモンの『レ』~♪」と、小学校の音楽でも習う曲です。
その歌詞の中に「ドレミファソラシ」という音階がでてきます。
音階とは、
ある決まった音程によって、階段を一段ずつ上がるかのように音が並んでいるものです。
ピアノには、この「ドレミファソラシ」が低音のものから高音のものまで、
なんと7つも並んでいます。
低音、中音、高音の「ドレミファソラシ」を使ってピアノを弾くためには、
その音の鍵盤の場所を示している楽譜を読む必要があります。
いきなり楽譜を読めと言われても・・・という人のために、
わかりやすく楽譜を使って説明しますね。
一番上の写真を見てください。♩の記号が並んでいますね。
これが、どの鍵盤をたたくのか? を示している音符です。
まず、♩に串がささっているだんごのような音符。
これが、「どれみふぁそらし」の「ど」です。
この音をしっかり覚えましょう。
楽譜の音が「ど」だとわかりました。
さて、鍵盤ではどこをたたくのか?
二番目の写真を見てください。
黒い鍵盤が2、白い鍵盤が3ある場所です。「ど」はどこですか?
もうわかりましたね。
・・・二番目の写真に「線」とか「間」とか書いてありますが、何のこと?
と思った方、いらっしゃると思います。軽く解説しますね。
一番上の写真の楽譜を見ていただくと、
線の上にある♩と線と線の間にある♩があるというのがわかると思います。
つまり、線の上にある音・・・「ど」「み」「そ」「し」は線の音
そして、線と線の間にある音・・・「れ」「ふぁ」「ら」は間の音
ということになるのです。
ちなみに、楽譜にあるこの線は5本あるので、5線とよびます。
ピアノをはやく弾きたいですよね? でも、ちょっと待ってください。
ピアノを弾くにも、いくつかルールがあるんです。
それを守らないと上手に弾くことは難しいです。
次回は、ピアノを弾くルールについて解説します。