絶対音感をつけたいという方ならば、早ければ早いほうがいいです。
なぜなら、絶対音感は小さい子どものうちにしか身につかないと言われているからです。
1歳~2歳では、小さすぎてピアノを弾くのは難しいと思いますが、脳科学的に
1歳半ごろから音が耳でつくられていきます。
そして、4歳から5歳のころになると、耳の発達が著しい時期になるので
音感が育つというわけです。
【絶対音感がついている割合】
4歳以前に音楽のレッスンを始めた人・・・40%
9歳以降に音楽のレッスンを始めた人・・・9%
この結果から、絶対音感を身につけるならば、遅くても5歳までに
ピアノを始めるのがいいですね。
米国の高名な人類学者リチャード・スキャモン(1883~1952)によると、
脳は子どものころから大人になるまで成長し続けるというのです。
20歳のころを発育度100%とします。
4歳で発育度・・・約80%
6歳で・・・約90%
それ以降は、非常にゆるやかに脳は発達していきます。
データからもわかるように、4歳で脳の80%ができあがっている
ということは、この急激に発達している時期にピアノを始めるべきだと言えるのです。
4歳ころから6歳までがよさそうですね。
ちなみに、私は3歳からピアノを始めました。私の息子は4歳からです。
あまり幼すぎてもピアノをたたくことが難しかったり、
レッスン教室でじっと座っていられなかったりするので、
カラダを使ったリズム練習などを取り入れている教育をされてから、
ピアノに進むのもありかもしれません。