ピアノ楽譜にある休符の役割とは?
ピアノ演奏をするときに、必ずでてくる休符記号。
これがあるから、音楽表現が豊かになるといっても過言ではありません。
休符記号には種類がありますが、覚えていますか?
忘れてしまった方は、
「全体の楽譜を読めるようにする」
で、再度チェックしてみてください。
▲楽譜をみるとある・・・この記号は、
そう、4分休符です。意味は1拍休みです。
タン ウン タン タン、タン ウン タン タン
というようなリズムを刻むことができます。
▲これもよく出てくる休符記号です。
そう、8分休符です。意味は2分の1拍休みです。
ウ タタン、ウ タタン
というようなリズムを刻むことができます。
休符とは、ただ休みという意味だけではなく、
リズムを刻む役割があります。
さらに、ピアノを弾くうえで一番、重要な役割があります。
それは、次の音に指を運ぶ準備をする間でもあるということです。
速い曲になるほど、次の音に指を素早く移動させなければならないので、
この休符を利用して、無駄なくスムーズに指を運ばせます。
曲の流れを止めないためにも休符は重要な役割をしているのです。
休符をしっかり感じてピアノ演奏する
休符をしっかり感じて演奏するのと、
なんとなく休みとして捉えて演奏するのとでは
雲泥の差がでてきます。
自分でも演奏してみるとわかるのですが、
しっかり休符を感じて演奏した方が
よりメリハリのある豊かな音楽をつくることができるのです。
幼い頃は、「4分休符は1拍休み」だから、
「ウン」と休むのだ、ということでしか理解していませんでしたが、
次第に難しい曲に取り組むにつれて、「ウン」で指を休ませると、
次の音が間に合わなくなっていることに気がつきました。
これでは、曲の流れを止めてしまい、ミスにつながってしまします。
美しい曲をメリハリよく演奏するには、次の音への準備が必須です。
脳内イメージとともに、この休符がきたら、
次はこの音へという準備ができるように
意識して練習するといいかもしれません。
今後、難しい名曲を弾くときに必ず役に立つことでしょう。
ポイント
■休符の意味は休み。
■休符があるからリズムが刻める。
■休符を見つけたら、次の音への準備をすばやく。
■休符を感じて演奏する。
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