• 1日たったの5分で上達するはじめてピアノ練習法(ピアノ上達のコツ)

音の響きは鍵盤をたたくスピードで決まる

ピアノの音が鳴る仕組みとは?

ピアノは、とりあえず鍵盤をたたけば何かしらの音がでる楽器です。

音を出すまでに練習が必要な金管楽器(トランペットなど)や木管楽器(クラリネットなど)

とちがって、その点では、誰もが始めやすい楽器ではないでしょうか。

小さなお子様でも、弾ける楽器ピアノ。

その音が響くまでには、ピアノの中で一体、何が起こっているのかを解説します。

ピアノには、ピアノ線とよばれるというものがいくつも張られています。

弦は鍵盤の数だけ張られていて、この弦の長さや太さを変えることによって

音の高さを変えています。

鍵盤をたたくと、連動してハンマーが勢いよく弦を打ちます

これにより、弦が振動します。でも、それだけでは小さな音しか鳴らないため、

大きな箱をかぶせることによって、中の空気を一緒に震わせて大きな音が

でるようにしています。

鍵盤をたたくと音が出るピアノですが、ただ鍵盤を押しただけでは、

ハンマーに勢いがなくなり、弦を強く打つことができないため、音はでません。

このため、1~3歳くらいまでの小さなお子様だと、鍵盤をたたくときの勢いが足りず、

ピアノの音を鳴らすことが大変かもしれません。

大きな音を出したいときは、強い力で鍵盤を押すイメージがありますが、

実は、ピアノというのは、力ではなく、

指を下ろすスピードで音を響かせる楽器

なのです。

すると、演奏するとき、指に余計な力が入らないので、

速い曲でも指が動きやすくなりますよ。

ポイント

ピアノは指を鍵盤に下ろすスピードで音を響かせる楽器

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