ピアノで曲を弾くときに、どのくらいの速さで弾けばいいんだろう?
と、疑問に思ったことはありませんか?
慣れるまでは、かなり遅く、ゆっくり弾いて、脳と指を連動させるように
繰り返し練習しますが、ある程度、弾けるようになったら、
一体、どのくらいの速さで弾くのが一番いいのでしょうか?
その手がかりとなるのが、楽譜に書いてある速度記号とよばれるものです。
みんなが知っている「きらきらぼし」の楽譜で見てみると、
楽譜の左上に
『Allegretto(♩=104)』という表示があります。
読みは「アレグレット」
意味は「やや速く。アレグロよりやや遅い速度。また、この速さで演奏する曲」
(♩=104)という表示は拍の速さを表しています。
小学校の音楽の教科書で
「メトロノーム」というものを見た記憶がありますか?
この拍の速さは「メトロノーム」を使って確認することができます。
メトロノームには速さを表す数字が物差しのように並んでいて、
その表す数字のところにおもりを合わせて、振り子のように針を振ると、
その速度でカチカチと音で拍子をとります。
音楽家が時間通りに演奏できるように
一定の拍子を刻んでくれる
非常に便利な装置です。
↑ メトロノーム
今は、スマホでメトロノームアプリもあったりするので、それを使って自分が弾く曲がどのくらいの速さで弾く曲なのか確認するのもいいかもしれませんね。
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ポイント
曲は速度記号で速さが決まる。
速度を確認するにはメトロノームを使う。