たとえば、赤ちゃんが手をたたくとき、それを音で表現すると、
「タン、タン、タン」
というようなリズムになるのではないでしょうか。
簡単にいうと、リズムとは、規則正しく繰り返される動き、テンポのことです。
有名な拍子といえば、「三三七拍子」。
これは、「タン、タン、タン、タン、タン、タン
タン、タン、タン、タン、タン、タン、タン」ですね。
小学校の音楽の教科書で、楽譜の端に
「4分の4」とか
「4分の3」とか
「4分の2」
などの分数が書いてあるのを見たことはありますか?
まさに、この分数こそ、拍子を表す記号なのです。
例を挙げると・・・
「ちょうちょ」という曲は、
「4分の4拍子」・・・タン、タン、タン、タン
「ハッピー・バースデー・トゥ・ユー」のお誕生日に歌う曲は
「4分の3拍子」・・・タン、タン、タン
みんなが知ってるベートーヴェンの代表曲「運命」は
「4分の2拍子」・・・タン、タン
曲に合わせて指揮をしてみると、わかりやすいと思います。
何拍子の曲なのかを知っていると、曲のリズムがとりやすいですよね。
楽譜を見たら、まずはここをチェックしてみてくださいね。
ポイント
楽譜の端に書いてある分数は、
その曲が何拍子なのかを表している。