• 1日たったの5分で上達するはじめてピアノ練習法(ピアノ上達のコツ)

全体の楽譜を読めるようにする

譜読みができると早く弾けるようになる

ピアノ曲を1曲仕上げるためには、まずは楽譜が読めなければ始まりません。

楽譜って、あの♩がたくさん並んでいるあれのこと?

よくわからないんだけど・・・。

という方のために、これからわかりやすく解説します。

<音の記号を学ぶ>

  • 音符とは、音の長さと音の高さを表す記号
  • 休符とは、音が休止している長さを表す記号
  • 音符と休符には、単純音符単純休符付点音符付点休符がある

音符・休符の記号と意味

音符の名記号長さ休符の名記号
全音符4拍全休符
2分音符2拍2分休符
4分音符1拍4分休符
8分音符1/2拍8分休符
16分音符1/4拍16分休符
32分音符1/8拍32分休符

音符に点が付いている付点音符とは?

付点音符の名記号長さ
付点2分音符
(3拍)
付点4分音符
(1と1/2拍)
付点8分音符
(1/2拍と1/4拍)

付点がついている音符や休符は他にもありますが、ここでは楽譜によくでてくる主な音符を紹介しました。

臨時(変化)記号

シャープ半音(音の高さを)上げる
 フラット半音(音の高さを)下げる
ナチュラル元の高さに戻す

奏法記号

奏法記号とは、音の切り方つなげ方など様々な奏法を示す記号です。

スタッカート

スタッカートは音符の上に小さな点が付いているものです。

意味は「音を短く切って」。

楽譜ではこのように表示されます。

アクセント

アクセントとは音符の上についている「」の記号です。

意味は「ある音だけが強い、強調して演奏する」。

アクセントが付いている音は、他の音よりも強く、強調して弾きます。

楽譜で表示するとこのようになります。

テヌート

テヌートは音符の上に横線が付いているものです。

テヌートは「音を保って」。

次の音へ行くギリギリまで、弾いている音を保ってという意味です。

楽譜で表示するとこうなります。

スラー

スラーの意味は「なめらかに」。

音をブツブツ切るのではなく、なめらかに流れるように弾くという意味です。

違う高さの音をひとまとめにするように、カーブした線で音符の上に書かれています。

楽譜ではこのように表示されます。

タイ

タイの意味は「同じ高さの音をつなぐ」。

スラーに似ている表記ですが、タイの場合は、同じ高さの音をつないでいます

同じ音がタイでつながっている場合は、「タ タ」ではなく、「ター」とつなげて弾きます。

楽譜ではこのように表示されます。

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新しい曲を弾くときの流れ

その1 初見・・・はじめて楽譜を見ること

その2 譜読み・・・楽譜全体を見て、一通り楽曲を演奏できるようにする作業のこと

その3 練習・・・実際にピアノを弾いて曲の練習をする

その4 暗譜・・・楽譜を暗記して、一通り弾けるようにする

その5 完成・・・曲が仕上がる

1曲を仕上げるには、これだけの作業が必要です。

なんだか、大変そう・・・。

音符とかよくわからないのに・・・。

でも、漢字を覚えるのと比べたら、そこまで大変ではなさそうです。

なぜなら、♩の数は鍵盤の数しかないからです。

ちなみに、小学校で習う漢字は1006字と言われています。

ピアノ鍵盤の数は白鍵、黒鍵を合わせて88です。

しかも、1曲の中に同じ音符が何度もでてくるのです。

覚えるのも時間の問題。

漢字が読めれば、楽しく読書ができます。

ピアノも音符が読めれば、演奏が楽しくなるのは間違いないでしょう。

ドレミを理解すれば、弾きたい曲に出会ったとき、

自分で弾けるようになれます。

誰もがピアノを楽しく弾けるようになってほしいです。

ポイント

音楽記号を理解するとピアノが楽しく弾けるようになる

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