「この記号の名前は?」
と、ピアノの先生に聞かれ・・・
「とおんきごうです」と答えていた幼い私でしたが・・・
実は本当の意味を知らずにいました。
ただただ、記号の名前だけを知っていたという感じです。
息子のピアノレッスンに同伴参加したときに、
先生が
「ト音記号はどこにありますか?」
と質問してきました。
えーっと、確か・・・
「そ」の音の線あたりから渦巻き状に書くんじゃなかったっけ?
と、幼い頃に習った記憶があったのですが、なんでここなの?
どんな意味があるのか、ということがすっぽり抜けていたのです。
習ったっけ?・・・みたいな。(汗)
先生の説明だと、この記号は
音の高さを決める記号。
なるほど! これがあるから、
88鍵あるピアノのどこの音の高さなのかがわかるんですね。
この音の高さを決める記号は、音部記号といって、
「この音符は、この音だよ!」
と、絶対的な音の高さを表しているんだそうです。
上にある上段の楽譜を見てください。
「ト音記号はどこにあるのか?」
私の記憶が正しかったとおり、「そ」の線のところから
まるくなっています。
これは、「そ」の音はここですよ!
・・・地味に知らせてくれているんですね。
なので、名前もそのまんま「ソ音記号」じゃないの?
と、思ったのですが、
そもそもドレミファソラシドって
イタリア語なんですね。
日本語だと、「はにほへといろは」。
なんか、聞いたことある~。
イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ | ド |
日本語 | ハ | ニ | ホ | へ | ト | イ | ロ | ハ |
あ!
日本語だと「ト」になるんだ。
だから、「ト音記号」というのか~。
納得!!
ト音記号が「ソ」を表していることがわかりましたが、
ピアノの主役的な音は、「ソ」ではなく、「ド」です。
しかも、88鍵ある中のピアノの「真ん中」にある「ド」。
ちょうど、ピアノメーカーのロゴが入っている部分にある「ド」です。
みんなが知っているとおり、ピアノは右にいくほど音が高くなります。
ト音記号が地味に知らせてくれている「ソ」は、
たくさんある「ソ」の中の、どの部分にある「ソ」なのか?
わかりましたか?
それは、主役に当たる真ん中の「ド」よりも高い音、
つまりドより右側にある「ソ」ということになるのです。
アルファベットの「G」が変形したもの
日本語では「ドレミファソラシド」ですが、
英語やドイツ語では「CDEFGABH」なんですね。
なので、順番にいくと「ソ=G」となるんです。
ポイント
ト音記号とは、
地味に
「ソ」の場所を
教えてくれている。
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