ピアノテクニックに「トリル」というものがあります。
トリルは隣接した二つの音を交互にすばやく弾く
という演奏法です。
イキイキとした舞うような響きを作り出し、
曲の質感や感情の深みを作り出します。
トリルの重要性は、興奮や緊張感から繊細さや
遊び心まで、さまざまな音楽表現を伝えられる
能力にあります。
言葉で書くと
「タリラリラリラリラー」みたいな感じです。
指の形は卵を掴むように立てて弾きます。
指を寝せてしまうとキレイに音が響かないので、
弾くときは指を立てるように意識しましょう。
曲にも寄りますが、トリルはすばやく隣の音を
交互に弾かなければならないので、
一番弾きやすい指を使うのがベストです。
「232323」が一番使いやすいかと思います。
ただ、曲によっては
「121212」だったり
「343434」だったり
するかもしれません。
それぞれの指を独立させて弾けるように
基礎練習でしっかり指を鍛えておきましょう。
指を広げずに丸めて鍵盤を
すばやくたたいてくださいね。
上の楽譜を見てみましょう。
(出典:ショパンの幻想即興曲)
赤い○で囲まれた音符の上に「tr」という文字があります。
これが「トリル」です。
トリル記号がついている音符は実際に
どのように弾けば良いのでしょうか。
実際に動画で見てみましょう。
とてもわかりやすく解説してくださっています。
こちらを参考にしてみてください↓
いかがでしたか?
今回は「トリル」について解説しました。
ピアノレッスンにお役に立てれば幸いです。
一緒にピアノを楽しみましょう♪
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