ピアノが日本にやってきた！

ピアノを日本に伝えたのは誰？

さかのぼること数百年。時代は江戸の鎖国時代。

時は、１８２３年７月６日。

鎖国をして、海外との貿易を制限していましたが、

例外的に貿易を続けていたオランダから、ピアノは持ち込まれたと言われています。

持ち込んだ人物は、オランダ陸軍医であったドイツ人医師。

その名は、シーボルト。

歴史の教科書でも知られるシーボルトは、

ヨーロッパの学問を伝えるなど、日本の発展に貢献した人物です。

持ち出し禁止とされていた日本地図などの品物を国外に持ち帰ろうとした

「シーボルト事件」でも有名です。

シーボルトが持ち込んだ日本最古のピアノは、山口県萩市の熊谷美術館に保存されています。

また、シーボルトがピアノを持ち込んだ７月６日は「ピアノの日」に制定されています。