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まずはじめに、ピアノコードとは何のことでしょうか?
という問いにお答えしたいと思います。
ピアノの場合、あまりコードというのは習わないのかなと思います。私もピアノを10年習っていましたが、コードというのはしっかりと知識として習ったことはありません。
たとえは、「ドミソ」とか「ソシレ」とかの和音は幼児の超初級コースでやったような気がしますが・・・楽譜に登頂する「C」とか「D」とか「F」とかあっても、なんのこっちゃという感じでした。
コードとは和音のことで、三つ以上の音が重なり合って同時に弾く音符のことです。
ちなみに音符1つだと単音、音符二つだと重音と言われています。
このコードがわかると、次の音の予測が立てやすかったり、伴奏をすぐに弾けるようになるので非常に便利なんですよね。
たとえば、ピアノを仕事で弾くことが多い保育士さんが短時間でピアノ伴奏をマスターしなければならなかったりするときに、このコードがわかれば、短時間で曲を仕上げることも可能になってくるわけです。
メロディーの右手はすぐに弾けるけど、伴奏の左手が合わせられないというときに知っておくと便利ですよ。
では、詳しく説明していきますね。
「ド」は英語で「C」。ドから始まる和音(コード)なので、Cコードといいます。
左手でドの音の鍵盤に小指をのせて、「ド=小指」、「ミ=中指」、「ソ=親指」を一緒に弾きます。
このとき、全ての指が同じ力で鍵盤をたたくように意識して弾きましょう。
弾き方のポイントは、手の形をタマゴを掴むように丸くすることです。指は立てて弾くとキレイな音が響きます。
何度も弾いて、どのくらい指を開くのか、どの位置に指がくるのか、どの位置に手首がくると弾きやすいのか、指の感覚を掴んでおきましょう。
「レ」は英語で{D」。レから始まる和音(コード)なので、Dコードといいます。
ファにシャープがつくので注意です。
♯(シャープ)がつくと、その音を半音上げるため、白い鍵盤(ファ)の右上にある黒鍵を弾きます。
ピアノは右に行くほど音が高くなるため、「半音上げる」ということは、半音高くするということです。つまり、半分だけ音を右側にずらして弾くということです。
「ミ」は英語で「E」。ミから始まる和音(コード)なので、Eコードといいます。
ソにシャープがつくので注意です。
「ソ♯」はソの音を半音上げて弾きます。
では、ソの白鍵から半音どっちの側へ移動させるのでしょうか。
そうです。右側です!
「ファ」は英語で「F」。ファから始まる和音(コード)なので、Fコードといいます。
「ソ」は英語で「G」。ソから始まる和音(コード)なので、Gコードといいます。
ちなみに、このGが変形したものがト音記号です。なので、ト音記号はG(ソ)の音をぐるっとまわって書きます。五線にあるソの音符がどこにあるのか、その場所を教えてくれているのです。
「ラ」は英語で「A」。ラから始まる和音(コード)なので、Aコードといいます。
ドにシャープ(#)がつくので注意です。
♯がついたら、「半音上げる」でしたね。白い鍵盤の「ド」より右側にある黒鍵が「ド#」です。
全ての指が同じ力で同時に鍵盤をたたくようにしてくださいね。
「シ」は英語で「B」。シから始まる和音(コード)なので、Bコードといいます。
レとファにシャープ(#)がついているので注意です。
シャープ(#)の意味は何でしたか?
そうです。「半音上げる」です。
音を半音だけ高くするので、白い鍵盤の「レ」より右側にある黒鍵が「レ#」です。
また、白い鍵盤の「ファ」の右側にある黒鍵が「ファ#」です。
これも同時に3音を全ての指が同じ力で鍵盤をたたけるようにしましょう。
はい!おつかれさまでした。
基本の7つのコードは以上です。
何度も練習して覚えてくださいね。
■Cコード・・・ドミソ
■Dコード・・・レファ#ラ
■Eコード・・・ミソ#シ
■Fコード・・・ファラド
■Gコード・・・ソシレ
■Aコード・・・ラド#ミ
■Bコード・・・シレ#ファ#
これらはメジャーコードと呼ばれます。
メジャーコードは明るい感じがする曲に使われます。
その逆で暗い感じがする曲に使われるのがマイナーコードです。
マイナーコードは、このメジャーコードの真ん中の音を半音下げると出来上がります。
「半音下げる」とは、音を半音だけ低くするということなので、半音だけ左側へ移動します。
この音を半音下げるように指示している記号がフラット(♭)です。
いろいろなコードを弾いてみてくださいね。
全ての指の力を同じにして同時に鍵盤をたたいてみてください。
指を立てるのを忘れずに!